PDF フリーソフト

PDFソフトの種類

PDFへ文字の書き込み、ページの編集、パスワード設定などができる機能を含んだソフトは、高価な市販ソフトになってしまいます。しかし、実際に必要な機能はPDFのページを回転して保存したいといった、一部分であることがほとんどです。そうした使い方ができる、単機能のフリーソフトが多く出回っています。必要な機能ごとにフリーソフトを使い分けることで、高価な市販ソフトを買わずにPDFを自由自在に操れます。

PDFを閲覧する

　PDFビューワはPDFを閲覧する機能が中心でAdobe Readerが有名です。そのほかにも、図形や文字を書き込んで保存できる機能があるフリーソフトのビューアもあります。

PDFへ変換する

　Microsoft Office2010や2013には、標準でPDFへ変換する機能がついています。パスワード付のPDFへの変換やPDFへ埋め込む画像の画質設定など高度なPDF変換をしたい人は、PDFへ変換するソフトを別途インストールして使います。もちろん、Microsoft Office2013や2010以外でPDFへ変換する機能がないアプリケーションを使っている人も、PDFへ変換するソフトをインストるすることで簡単にPDFを作成することができます。

PDFページの分割・抽出・結合する

　フリーソフトでは、分割・結合・抽出・並べ替えが一つになっている場合と、いくつかの組み合わせになっているもの両方があります。また、最新のPDFバージョンに対応していないことがあるので注意が必要です。又、PDFにパスワードが設定されている場合は、パスワードを解除してから出ないと、分割・抽出・結合の操作ができないので注意してください。

PDFのページ回転と保存する

　PDFのページの向きを変えて保存できるフリーソフトです。Acrobat Readerは、PDFのページを回転させることはできますが、ページを回転させて保存することはできません。しかし、フリーソフトを使うことでページを回転させてPDFを保存することができます。

PDFのパスワード変更する

　PDFのパスワード設定・変更ができるフリーソフトです。PDFへ変換前であれば、PDFへ変更するソフトでパスワードを設定する方法もあります。すでにパスワードが設定されているPDFの場合は、パスワードが分かっていないと変更はできません。 PDFのパスワードはPDFを開くためのパスワード（ユーザパスワード）とPDFの編集・コピー・印刷を保護するパスワード（オーナーパスワード）の２種類があり目的に合わせて設定します。

PDFへ文字や図形を書き込む

　PDFビューアはAdobe Acrobatを使って、図形や文字を書き込むのは別のフリーソフトのように使い分けすることもできます。 PDFへの文字の書き込みは、①テキストボックスツール②付箋ツール③吹き出しツールが用意されており、相手に伝えたい内容で使い分けることで分かりやすい書類にすることができます。